jokogumo note

[イベント]

jokogumoかご展2017

jokogumoかご展2017

会津研修より戻り、久々にいろいろなかごを揃えることができました。同じ用途のものでも作り手や素材が違えば編み目や作りの違いが楽しい編み組み。たくさん揃っているときだからこそそんな違いも見比べることができるよい機会です。せっかくなので、今ある編み組みをぜーんぶ並べる「jokogumoかご展」開催いたします!

2017年4月7日(金)-15日(土) 12:00-18:30
※会期中は休みなし。9日(日)のみ17:30CLOSEです

マタタビ細工にあけび細工、根曲がり竹にくるみ、篠竹、ヒロロにわらび(シダ)、イタヤに山葡萄など、古くからその土地に伝わってきた編み組み品が並びます。キッチンで使う道具、収納によいかご、一生もののバッグもたくさんありますよ。どうぞお楽しみに。

それから大切なお知らせなのですが、今回会期中は現金でのお支払いのみとさせてください。ながく現金の支払いのみとさせて頂いていたjokogumoもクレジットカードを導入して1年以上が経ちますが(下限金額設けてます)、正直なところやはり手数料がそれなりの負担になっています。これまで必要のなかった経費を捻出するにはどこかで何かに上乗せしたり仕入れ値を抑えたりする必要があるのですが(もしくは数を売るとか)、それって本当にみんなが求めていることなのかな、という話を店ではよくします。

カードはもちろん便利だし、現金の持ち合わせがなくATMに行ってもらうことにも申し訳なさもあるし、使えるメリットもそれなりに感じていますが、その便利さと引換えに編み組み品のように山に材料を取りに行き、それを材料にして形にする、というような大変手間がかかるけれどそのすべてをお金に換算すると誰も買わないような価格になってしまう=作り手が手間に目をつむって吸収している類のもの(説明ながくてすいません)が少しずつ高くなるというのもなんか違うなぁと思うのです。

そうでなくても編み組みはここ数年で全体的に価格が上昇しています。5,000円台で買えていたものが6,000円後半になったり、5万円で買えていた山葡萄も7万円くらいになったりして。この先も安くなるということはないと思います。だからこそ、よい出会いがあったときにはよい価格で気持ちよく手にとってほしい。それぞれの店にはそれぞれに事情や環境がありますが、jokogumoはjokogumoに出来るもの選び、ものの価格でがんばりたいと思っています。

そんなわけで、かご展期間中は現金のみのお取引で何卒御了承いただけますと幸いです。その代わりといってはなんですが、気に入って是非迎えたいのだけど持ち合わせが...なんて場合はお気軽にご相談ください。今とりあえずこれだけ支払って、残りはまた来月。とかにも柔軟に対応しております。

これから少しずつものの紹介もしていきます。一堂に並ぶ様子、私もとっても楽しみです。たくさんの方にご覧いただけますように。どうぞよろしくお願いいたします。