淳さんの漆板

初日と2日目にお越しくださった方すいません...
田代淳うるしのしごと、3日目は私もファンの漆板が新たに並びました。

漆板はその名のとおり、12.5cm角の板に漆ならではのいろいろな技法を使って仕上げたもの。後ろに壁掛けできる穴が開いているので表からはすっきりと板だけが見える状態で飾ることができます。

小振りだから玄関や階段脇などのちょっとしたスペースに使え、その空間をパッと変えてくれる。こういうものを作る漆の作家さんがいるというのはとてもうれしい。漆はもっと身近にあっていいものだし、その楽しみを広げてくれるもの。

色漆のほかに、真鍮箔を貼ったものもあります。今は金ぴかに見えますが（それでも意外とどこにでも馴染むから不思議）、だんだんとくすんできます。その経年変化もまたよいです。昔はそれを天井とか壁とか屏風とかで愉しんだのでしょうけど、そういう感じで今この時代にも小さく取り入れることができるって。ね。

展示は20日(火)まで。みなさま是非この機会に。
※最終日のみ16時までとなりますのでお気をつけくださいませ。