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[イベント]

浄法寺漆企画展「使う漆と知る漆」のこと

浄法寺漆企画展「使う漆と知る漆」のこと

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先日お知らせした漆展の詳細です。少し長いですが盛りだくさんの内容です。是非ご覧くださいませ!

jokogumoの「使う漆と知る漆」

日時 2018.02.02(金)-02.06(火)
場所:フラスコ(11:30-19:30)
   jokogumo(12:00-18:30)
   うえぐも(ワークショップ開催時のみOPEN)

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私たちが普段目にする漆のものには
知らないところで多くの人の手がかかっています。

漆の木を植えて、育てているのは誰?
漆を掻くってどういう仕事?
採ったあとはどうするの?
それらの道具を作る人がいなくなる?

また、漆そのものにも不思議な魅力がいっぱいです。

漆の良さってそもそもなに?
乾くってどういう状態?
接着剤になるってほんと?

もっと使って、もっと知る。
使う漆と知る漆、どちらもギュッと詰め込んだ
盛りだくさんの5日間です。

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●フラスコ
映像とともにものの背景を学べるメイン会場。浄法寺からは漆掻きや塗師、食の匠までもがもやってきます。食べて飲んで、使って触れて、見て聞いて。「使う」「知る」「選ぶ」をとことんたのしめる展示です。

○「漆器・漆作品の販売」会期中ずっと
汁椀はじめ、お皿に鉢、酒器にお弁当箱など、企画展示ならではの品揃えです。

○「浄法寺食堂」2月2日~6日
浄法寺の郷土料理けんちん汁・おにぎり・お酒・お茶など、浄法寺塗りの器で。
※提供予定数がなくなり次第終了

○「汁椀の塗り直し相談&受付会」2月2日・3日
お使いの汁椀の塗り直しを検討されている方への相談&受付会です。
塗り直しをすることで長く使えると言われる漆器ですが、そのタイミングは判断に迷うところ。傷んでいると感じるよりも少し早目が長く使うコツ。是非この機会にご相談ください。

○「漆掻きの実演」2月3日・4日・5日
現役の掻き子(漆掻き職人)が本物の漆の木、道具を使って実演します。工程、またその技について、気になることは気軽に質問してみてください。

○トークイベント「漆を掻く人(鈴木健司)×その道具を作る人(鈴木康人)」
2月3日(土)18時30分~ ※要予約 1,500円(1ドリンク付)

「漆器の使い手とその作り手」の、さらに向こう側にある「漆掻きの道具の使い手と作り手」。普段なかなか知ることのできない関係性の中での話ですが、それは私たちの身の回りにあるすべての物事に当てはまります。今ここにあるものの背景のさらに向こうの背景を考える。そのきっかけとなるようなトークイベントです。

●うえぐも
漆の特性を楽しく学び、体験できるちいさなワークショップ会場です。飾る漆、使う漆、お好きな方を是非この機会に。

○田代淳ワークショップ「漆板をつくろう」4,320円~ 要予約
2月2日・3日 各日12時~13時30分/15時~16時30分

○滴生舎ワークショップ「こぶくらに漆を塗ろう」6,480円 要予約
2月4日 12時~/14時~/16時~
2月5日 12時~/14時~

●jokogumo
漆作品のほか、かごやざるなど東北の手仕事、浄法寺に通う「omoto」のものが並びます。素材は違えどしっくり馴染む、北国の道具と作り手たち。どちらも合わせてお楽しみください。

ワークショップやトークについても、個別に記事をあげてご予約についてご案内していきます。しばらくは漆展の話が続きそうですがどうぞよろしくお付き合いいただけますと幸いです。