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一目刺しの刺し子のふきん

一目刺しの刺し子のふきん

スタイリングを担当させていただいた、安蒜綾子さん初の著書一目刺しの刺し子のふきん(主婦と生活社)が先日発売となりました!

綾子さんはご自身のあやこのさしこというHPやワークショップを通し刺し子という手仕事の良さ、たのしさを伝える作家さん。オリジナルの図案も数多く、HPのABOUTからは綾子さんが心から楽しみ、愛している刺し子の魅力がまっすぐに伝わってきます。とにかく手を動かして刺してる時間が好き!という綾子さんの作品、本当に素敵なんです。うわーっ...と圧倒されるようなものもあれば、くすりと笑えるようなものも。

暮らしのそばにある刺し子のふきん。特別なものとしてではなく普段の風景に馴染むものとしてそのプロセスとともに紹介、みなさんにも作っていただきたい。編集者さんのそんな思いもあって、この度小池の自宅と普段使いのアイテムを使ってのスタイリングにお声掛けいただいたのでした。

jokogumoはウェブショップからはじまったお店であるし、何かを紹介するための写真を撮ることはずっとやっていますが、こんなふうに本作りの中で関わらせていただくのは初めて。刺し子の図柄がちゃんと主役で見えて、そのイメージが広がり、見ていて楽しくなるような。難しい柄もありましたが、綾子さんはじめ編集者さん、カメラマンさん、デザイナーさんみなさんに助けていただきながら本当に楽しくやらせてもらいました。

撮影までの間、家のものを使ってあーでもない、こーでもない。これめっちゃいい!こっちでもいいな!と悩みながら試す時間の楽しかったこと。あぁ、私はこういうことをするのが本当に好きなんだなぁとしみじみ思ったし、このような機会をいただけたことに心から感謝しています。

刺し子のふきんといえば「和」なイメージですが、今回は和洋にとらわれず、ご自宅がどのようなインテリアの方にも気持ち的にフィットするよう心掛けました。こけしに梅干など、日本のものもあれば、北欧の白樺のかごやヨーロッパのアンティークのものも合わせました。jokogumoお馴染みの作家さんのものも登場していますよ。素敵な刺し子ふきんのある風景、楽しんでご覧いただけますように。

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小池さんち何でもある!とチームのみなさんにも面白がってもらいつつ、極めつきは木彫りの熊、ですかね。ふふふ。綾子さんの出身地「北海道」をタイトルにした図案とともに。


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また、プロセスを紹介した本の後半も写真やカラーイラストをふんだんに使いとってもわかりやすく仕上がっています。糸の色によっても表情や雰囲気がぐっと変わるので、気に入った図案を色違いで刺すのもいいですよ。

みなさま、是非書店でお手に取ってご覧ください!