寒冷地に自生する根曲がり竹を材料にして、青森県の弘前で作られた丸椀かごです。

りんごの産地である弘前。収穫に使うりんごかごなどのかご作りも盛んでしたがプラスチックの出現によりだんだんと需要も減り、作り手もわずかになってしまいました。

根曲がり竹はその名の通り根のあたりをぐいと曲げて成長します。雪の重みで折れないよう、長い長い時間をかけてこのような知恵を付けたのだそう。雪の重みにも負けない丈夫な竹です。

椀かごは上げ底になっているのがその特徴で、湿った器が乾きやすいよう工夫されています。また自然素材のかごはあたりがやわらか。大切な器を傷つける心配もありません。通気性もよく根菜などお野菜の保存にもぴったりです。

形違いの楕円もございます。

楕円と丸の容量はあまり変わりありませんが、お椀類は丸型の方が入れやすい印象です(写真は小サイズ)

※秋頃に採った材料を使って冬以降に作られます。材料がなくなればそのシーズンの入荷は終了いたします（通常夏頃）。入荷数も限られますのでご予約はたまわっておりません。また納期も作り手のペースに任せているためはっきりとした入荷時期をお知らせすることができません。何卒御了承ください。