jokogumo note

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暮らしをつくる

暮らしをつくる

暮らしをつくる ~ものづくり作家に学ぶ、これからの生きかた (Local Life Book)

omotoの鈴木智子ちゃんが表紙になった本が届きました。絵になる人だなぁ。タイトルの通り、ものづくりをする魅力ある7組の方々の暮らし、大切に考えていることを丁寧に取材、紹介したもの。

-着るもの、住むところ、食べるもの。何でもお金を出せば手に入る時代です。でもほんとうに豊かな暮らしはお金では買えないことに多くの人が気付き始めています。でもほんとうの豊かさってなんでしょうか。-

取材・文の甲斐かおりさんが書かれた文章からは、私たちが素直に感じ、自身に問いながら考えるようなまさに「等身大」の感覚が伝わってきて、紹介する7組は自分たちと異なる特別な存在などではなく(個性は強いと思いますが笑)、同じように「暮らす」人としての親近感を与えてくれます。

みんなどこかで疑問を持ち、立ち止まっているんだな。このままでいいんだろうか?自分が大切にしたいことは何なのか。自分自身の感じる気持ちと誠実に向き合うこと、そしてそこにひとつひとつ答えを出しながら暮らしを紡いでいく。それ以上でもそれ以下でもないんだろうと思います。

急に暮らしを変えることはできなくても、まずは朝一杯の珈琲を丁寧に淹れる時間を作ってみようとか、ことこと豆を炊いてみるかとか、気になっていたここをもう少し使いやすく直してみようとか。どんなちいさなことでもいいんじゃないかな。結局はその積み重ねが暮らしそのもの。


本の中には「生活道具のお店」を紹介したページもあって、そこでjokogumoもご紹介いただいています。※本書に登場いただいた方のおすすめを参考にセレクトしています。とあるので、omotoがおすすめしてくれたのかも。たった6軒だけの紹介なので、その中に入れていただけるなんて大変光栄でした。

みなさま是非。

※omotoの鍋つかみ、ただ今インディゴ・柿渋それぞれ在庫ございます!