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げすざる(手付き)

産地 宮城県
かご部分素材 桜・篠竹・藤
持ち手 杉または朴

小 9,200円+TAX
φ26cm×H10.5cm

中 10,000円+TAX
φ28cm×H12.5cm

大 12,000円+TAX
φ33cm×H14.5cm

※サイズは持ち手を除く本体

宮城県で古くから農作業用に作られていたかご。地元では「げすざる」と呼ばれ、肥料や種などを撒くのに使われていたと聞いています。細かなものもこぼれ落ちないよう、テープ状にした桜の木の皮を全体に使い、竹ヒゴで編み留めてあります。

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「編み留める」という表現が合っているのかわかりませんが、細く整えた竹を縦糸のようにして、桜の皮がその上下を順に通るよう横に渡しながら1枚の織り地を作っていくような感じです。また小さな隙間も埋まるよう、竹と桜の間には藤蔓の繊維をほぐしたものを挟み込んでいます。

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持ち手には杉や朴の木の自然の枝ぶりを利用。
長い年月の中で、適材適所のこの形が生まれたのだと思います。その土地にある自然を生かし、利用する。土地で生きる人々の知恵がぎゅっと詰まった美しいかごです。

細々したものをまとめたり、様々な用途、場面でどうぞ。
一見「和」の雰囲気と感じますが、実はどんなインテリアとも相性よくまとまります。

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左が10年ほど使った私物。右が新しいものです。竹の青みが抜け、だんだんと飴色に育っていきます。

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持ち手の木の部分には節や虫食い跡などがある場合もあります。自然のものとしてご理解ください。
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また、ゆがみなどいびつな箇所もございます。おおらかなざるの姿としてお受けとめください。

●表記のサイズはおおよそです。多少の差は手仕事のものとしてご理解下さい
●濡れたままにしておくと素材を傷めカビの原因となります。濡れた場合はしっかりと乾かしてください
●布ものを入れる際は繊維をひっかけることがありますのでご注意を
●ものを入れない状態でサイズ計測をしています

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