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おじいちゃんのマタタビざる おじいちゃんのマタタビざる おじいちゃんのマタタビざる おじいちゃんのマタタビざる おじいちゃんのマタタビざる おじいちゃんのマタタビざる おじいちゃんのマタタビざる おじいちゃんのマタタビざる おじいちゃんのマタタビざる おじいちゃんのマタタビざる

おじいちゃんのマタタビざる

産地 福島県奥会津
素材 マタタビ

【SOLD】

A:
φ40.5cm H20.5cm

B: 
φ39.5cm H19cm

C:
φ38cm H18.5cm

D:
φ35cm H19.5cm

*サイズはおおよそです

奥会津地方で昔から暮らしの道具として作られてきたマタタビ細工。
米研ぎはもちろん、洗いかご、収穫した野菜を入れたり、豆を入れたり、そのときの用途に応じてさまざまに使われてきました。

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今でこそ米研ぎザルは3~5合用が主流ですが、昔は1升や2升のサイズも珍しくなく、それぞれの家で執り行われる冠婚葬祭時にも活躍したそう。そんな時代の名残を感じる大きなざるが、縁あってやってきました。

「90ものじいさんが作ってたんだが、亡くなって、ざるだけが残ってんだ。」
いつもお世話になっている作り手さんから連絡があったのが去年のこと。

せっかく作ってあったものを、誰か使ってくれる人はいないか。
またそのお金を少しでも家族の足しにしてやりたい、という相談です。

さっそく送ってみてもらったところ、色は日焼けして、汚れもあります。
まさかの屋号入りのものも。

でも、今ではこれほど大きなざるを作っているのを見ることもなかなかない。
そういうサイズ感です。

縁の始末も今の作り手たちともまた異なって、
自家用に作っていた時代の素朴さと、その素朴な中でもよりよい始末の仕方を求めてアップデートしてきた工夫のようなものが見てとれます。

そういう時代の手仕事の味わい。
日焼けも汚れも(屋号も)気にしない!
そんなふうにあたたかく迎えてくれ、風景として楽しんでくださる方がいるとうれしいです。人は亡くなっても、その人が作ったものとその技は残る。大切なのはその人が生きてきたことなんだなと、こういった手仕事には教えられます。

とはいえ、写真の通り日焼けや、写真に写りづらいところとしては素材が痩せている箇所もあります。
物語として受け止め、暮らしの中でうまく使ってください。

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左からA>B>C>D


【A】この中では一番直径が大きなもの。日焼けの斑がありますが、きれいな形です。(直径 約40.5cm・高さ 約20.5cm)※SOLD

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【B】底の面積が4つの中ではいちばん広い形。全体的に立派な太いヒゴを使っています。底に小さな黒い汚れが少しあります。(直径 約39.5cm・高さ 約19cm)

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【C】下に向かって少しすぼまっている形です。日焼けや黒い汚れも少しあります。縁の始末に工夫が見られ味わい深さがあります。(直径 約38cm・高さ 約18.5cm)

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【D】丸くてきれいな形です。縁もしっかり丈夫です、が、屋号が描いてあります。昔は家に集まって作業をすることも多かったので、名入れをするのが普通でした。ドンピシャの川上さん、山中さん、是非!(もちろんそうでない方も)(直径 約35cm・高さ 約19.5cm)※SOLD

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・未使用ですが、長く保管されていた時期があり、日焼けや汚れのあるものもございます。程度はものによって異なります。写真にてご確認ください。

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