「うるしぬりたしろ」という屋号でうるしを使ったものづくりをされる田代淳さん。自分が好きだと思うもの、いいと思うもの、欲しいと思うものを独自の視点で制作されています。

手触りと口当たり、それぞれの感覚で漆の良さを味わうことが出来るお椀は、漆器の王様。そんなふうに考える田代さんの定番のお椀のひとつ、こども椀です。

ちいさなこどもの手にも収まるサイズで、食べ終わるとお椀の底に動物があらわれます。

photo/うるしぬりたしろHPより

高台が幅広く、ゴロンと転びにくいのもこどもには嬉しいかたち。
離乳食から自分でお汁を飲めるようになるまで。またもっとたくさんお汁が飲めるようになったら小鉢としてどうぞ。熱を伝えにくいので、アイスクリームなんかにもおすすめですよ。

今回ご用意できるのは　溜（ベンガラを混ぜた漆を塗り重ねた上に半透明の透き漆を塗って仕上げたもの）塗りにキリンの絵を描いたもの。

立ち姿のキリンと、首を下げたキリンがあります。

漆のある風景が、もっと当たり前になる。うるしぬりたしろのお椀をこどもの頃から是非。ご出産の贈りものにもおすすめです。