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大きめのマタタビ米研ぎザル 大きめのマタタビ米研ぎザル 大きめのマタタビ米研ぎザル 大きめのマタタビ米研ぎザル

大きめのマタタビ米研ぎザル

産地 福島県奥会津
素材 マタタビ

φ28.5㎝×高さ16㎝ 
17,600円(16,000円+TAX)

奥会津にて作られるマタタビの米研ぎざるです。
通常ご紹介しているもの(5合で23.5㎝くらい)よりもぐぐっと大きな1升サイズです。

たくさんお米を研ぐ方、お米じゃないけど何か細かなものをたくさん(豆とか)、一度に洗いたい方がおられましたら是非。


マタタビはしなやかで吸水性に優れた素材。古くからこの地域では米とぎざるや洗いかご、餡子こしなど、様々な暮らしの道具を作るのに使われてきました。

米研ぎざるは、マタタビの吸水性の良さを実感できる道具のひとつ。あたりがやさしいのでお米を傷つけず、研いだあとにしばらくザルの中においておくと残った水分をざるが吸い、お釜に移すときもパラリと離れてくれます。少し贅沢に感じるかもしれませんが、毎日のように食べるお米をより美味しく、またその支度の度にちょっとした楽しみを与えてくれるので「あってよかった」と思う場面がたくさんありますよ。

使い終わったらしっかりと乾かす。それだけ気を付けて、是非長くご愛用ください。

奥会津の作り手さんのお宅には代々使われてきたマタタビ細工がたくさん。
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材料の採取は晩秋から雪が降るまでのごくわずかな時期のみ。成熟したよい素材を見極めるのも大切な技のひとつです。採取したマタタビの皮を剥き、太さに応じて3~5等分程度に縦に裂いていきます。そして外側のかたい部分を残して厚みを揃えます。これらの工程はすべて手作業で、この材料作りの丁寧さが仕上がりに大きく影響します。

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ひたすら皮を剥いて

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作りたいものに合わせて幅や厚みを整え、ひごにします。

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ぎゅっと詰めながらしっかりと編んでいきます。丈夫なざるにするにはここが大切。

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外はこんな景色。雪深い地域だからこそ残ってきた冬の手仕事です。

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縁もしっかりと。大きなサイズは特に、縁の丈夫さは重要です。

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艶があってうつくしい。惚れ惚れするようなヒゴづくり。


●はじめは白っぽい色をしていますがだんだんと色が濃くなっていきます。経年変化も合わせておたのしみください
●洗ったあとはしっかりと自然乾燥させるようにしてください。濡れたままにしておくとカビの原因になります(カビで黒くなってもそのままお使いいただけますが、それを取る方法はないため、心配な方は湿度の高い時期だけは使用をお休みするのもひとつです
●長く使用していると材料が痩せ、隙間が空いてくる場合があります。全体を詰め、新しくひごを足すことでまた目が詰まります。ご相談ください

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