-自然や風土が育む、その土地ならではの文化や伝統、それぞれの魅力や個性を表現したデザインの1つ1つが、地域に受け継がれる手しごとによって生活に馴染みゆくものへ。-

46/D. - THE GOOD OLD PRODUCTSは、デザインを通し、土地の魅力を身近に感じられるプロダクトを提案する新しいブランド。その第一弾に選ばれたアイテムは久留米絣（代表の方が福岡出身なのだそう）。図案をもとに染め分けられた縦糸と横糸をかけあわせ、織りで模様を出すという大変手の込んだ布で、昔ながらの織機でゆっくりと織られたやわらかな風合いも大きな魅力です。

絣というと和服であったり、伝統的なものをイメージしますが、色と柄の組み合わせ次第でこんなにモダンな表現もできるんです。古いものを、一周まわって新しいものとして取り入れることも面白いけど、今使いたいものを、昔ながらの技でもって作る。デザインが先にあるところが逆に新鮮だなぁと思います。

反物の幅を生かして作った「あずま袋」は縦に長く、肩にかけられるサイズ感。肩から提げたときに角がしっかりと出て形よく見えるように考えられています。綿100%なので気軽に洗え、畳むとコンパクトなのでサブバッグとして持ち歩いてもいいし、旅先でも重宝します。

01/BLUEは九州第一の大河、筑後川をイメージしたもの。大きな波模様を絣で表現しているのですが、よく見ると白い中にもブルーが見え隠れ。意図せず出てしまうものなのかもしれないけど、これが大きな河の水面を思わせるよう。さわやかな柄です。

ドーナツみたいな02/IVORYはタイヤがモチーフ。なぜタイヤ？と思ったら、タイヤのブリヂストンが久留米市で創業されたから。なんと！
シンプルで合わせやすい柄。(反対側はお山のような半円が並んだデザインです。1枚目の写真をご覧ください)

03/DARK GRAYはグレーと黄色がかわいらしい印象。一見普通のファブリックのようですが、よく見るとがんばって柄を合わせた久留米絣。ちりばめられたパターンはまさかの焼き鳥がモチーフです。なんでも久留米市はひとりあたりの焼き鳥屋さんの数が日本一！なのだとか。それがこんなふうにデザインされ、絣でひそかにアピールされているのは面白いですね。

とはいえデザインモチーフはただの予備知識として、お好きな色柄とよりお選びください。

それぞれ箱入りです。贈り物にもどうぞ。

久留米絣のハンカチはこちら