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[イベント]

石川昌浩展

石川昌浩展

これまでつくってきたもの
これからもつくっていきたいもの
硝子のコップが
向かう場所


今年もまた、石川昌浩展を開催いたします。
昨年より構えた展示スペース、土脈を使い、石川さんだけでなくい草を使ったかごや小物などを制作される須浪亨商店のいぐさ展も同時開催となります。土脈というスペースがあるからこそ、石川さんと須浪さんの関係があってこその今回の展示、とても嬉しく、どんな空間に仕上がるか私も楽しみでなりません。

石川さんは今年の夏の暑さに、自分のこれからの仕事について考えさせられたと言います。
私も同年代。確かに人生100年時代とは言うけれど、出来ることの量というのは年と共に変化していきます。それぞれの自分の人生のステージに向き合うことで見えてくるものがあるのだと思います。それはきっと、誰にとっても同じこと。

そしてここに若手の須浪隆貴さんと須浪亨商店のしごとが加わることがまたとてもよいスパイスになりそうです。
い草の仕事と硝子のしごと。い草があるからこその硝子もお目見えします。個展ならでは、また「今回の」展示ならではのラインナップと見え方、感じ方もどうぞお楽しみください。


今と同じ自分がずっと続くわけではない。
そう思ったとき、これから自分がすべきことの輪郭は
少し見えてくるのかもしれません。
何を作るのかではなく、何を作らないのか。
何をするかのではなく、何をしないのか。
石川さんの定番の硝子から見えてくることを、それぞれに。

【特別同時開催】 須浪亨商店 いかご展

2023.12.8(金)-12.13(水)
12:00~18:30
石川さん・須浪さん 両作家在店 12月8日
場所 土脈 新宿区神楽坂6-16 2F