篠竹 楕円の買い物かご
産地 岩手県
素材 (本体)篠竹
(持ち手と縁)籐
24,200円 (22,000円+TAX)
W31cm×D13cm×H26cm
持ち手の高さ14㎝
(W・Dは底部分)
岩手県一戸町で冬の手仕事として長く受け継がれてきた篠竹細工。弾力のある丈夫な素材は、お絞り入れのような小さなものから行李などの大きなものまで、古くから暮しまわりの様々な道具に使われてきました。
秋に採取した竹の表面の皮を剥き、等分に縦に割いたものの内側を削り厚みを揃えます。編みの技術に目がいきますが、良い材料を取り、編めるまでの形に整えるまでの下ごしらえが重要で、全体の工程の8割以上がそれにあたると言われます。
重いものもお任せ、葉物野菜やパンなどやわらかなものもつぶさず運べるかごはお買い物にはもってこい。市場でプロも御用達。市場かごとも呼ばれています。
底には補強の竹がついていて、重いものを入れても不安がありません。
市場かごとひとくくりにしても、実は作り手により仕様や仕上がりは様々です。こちらは持ち手の芯に麻素材の縄を使っているのが特徴のひとつ。そこに縁と同じ籐のひごをしっかりと巻いています。多少しなりがあるので、持ったときに手に馴染みやすく、物を入れるときに持ち手をぐっと外に広げることができる利点が。また縁の仕上げも大変きれいです。※縁の編み方は入荷時によって異なることがあります。
それから形。通常、四角い縁のものが多い市場かごですが、小振りなこちらは楕円の縁。丈夫でしっかり、だけど見た目はちょっとした手提げかご。竹の買い物かご、気になってはいたけどいかにも市場かごっぽいのはちょっと...という方にはぴったりかと思います。
サイズも手頃。ひとり暮らしの方や、日々少しずつ買ってくる方にもよいサイズです。
巻いてある籐は、黒っぽいところや日焼けして色が濃くなっている箇所がある場合がございます。そこだけ、あらかじめ御了承くださいませ。
だんだんと竹の色合いが変化していく様子も合わせておたのしみください。
※竹の色合いは入荷時によって異なります。これまでと比べ、きれいな緑をした材料の確保が難しくなっています。ところどころグレーっぽい箇所があるものが増えています。自然のものとしてご理解ください。
●本体は篠竹、縁と持ち手には籐が巻かれています。
●縁の編み方、模様の出方が多少異なる場合もございます。
●細かなささくれや毛羽もありますが、使っていくうちに取れていきます。気になる場合ははさみでカットしてください。
●サイズはおおよそとお考えください。また、歪み等もございますことをご了承ください。
●篠竹は鈴竹とも呼ばれる細い笹のような竹。弾力があり、またしなやかなのが特徴です。
●はじめは緑かかった色をしていますが、だんだんと黄色く、それから色が濃くなっていきます。
●汚れたときは水洗いしても大丈夫です(ザルにも使われる材料です)。水に濡れた場合はしっかりと乾燥させるようにしてください。