篠竹の縦型手提げかご
産地 岩手県一戸町
素材 篠竹(持ち手は籐)
23,100円(21,000円+TAX)
W27㎝×D8㎝×H28.5㎝
(WとDは底のサイズ)
縁から持ち手の一番上まで:12.5㎝
岩手県一戸町で冬の手仕事として長く受け継がれてきた篠竹細工。弾力のある丈夫な素材は、お絞り入れのような小さなものから行李などの大きなものまで、古くから暮しまわりの様々な道具に使われてきました。
秋に採取した竹の表面の皮を剥き、等分に縦に割いたものの内側を削り厚みを揃えます。編みの技術に目がいきますが、良い材料を取り、編めるまでの形に整えるまでの下ごしらえが重要で、全体の工程の8割以上がそれにあたると言われます。
篠竹の手提げかごは、皮をむいて出てくるつるりとした緑の部分を残して内側の白いところを極限まで削り、繊細なヒゴを作って編まれたもの。丁寧なひごづくりが印象を決める、大変手間のかかった仕事です。
縁と持ち手もきっちりと巻かれ、とにかく美しい仕上がり。
※縁の籐にほんの少し部分的な色の差があります
手に持つとこんな感じ。横幅に対してほんの少し縦が長いくらいですが、印象としては縦型といってよいくらいのバランスで、大人っぽく上品な雰囲気。夏の日傘などもすっぽり収納できそうです。見た目も軽やかですが、実際手に持ってもとても軽く、気軽に持ち歩けます。
●本体は篠竹、縁と持ち手には籐が巻かれています。
●サイズはおおよそとお考えください。また、歪み等もございますことをご了承ください。
●篠竹は鈴竹とも呼ばれる細い笹のような竹。弾力があり、またしなやかなのが特徴です。
●はじめは緑かかった色をしていますが、だんだんと黄色く、それから色が濃くなっていきます。
●汚れたときは水洗いしても大丈夫です(ザルにも使われる材料です)が、しっかりと乾燥させるようにしてください
●持ち手の芯には針金が入っています。可動性はあまりありません