篠竹の小振りな手提げバッグ
産地 岩手県一戸町
素材 篠竹(持ち手は籐)
16,500円(15,000円+TAX)
W20㎝×D12㎝×H17㎝
(WDは底部分)
岩手県一戸町で冬の手仕事として長く受け継がれてきた篠竹細工。弾力のある丈夫な素材は、お絞り入れのような小さなものから行李などの大きなものまで、古くから暮しまわりの様々な道具に使われてきました。
秋に採取した竹の表面の皮を剥き、等分に縦に割いたものの内側を削り厚みを揃えます。編みの技術に目がいきますが、良い材料を取り、編めるまでの形に整えるまでの下ごしらえが重要で、全体の工程の8割以上がそれにあたると言われます。
また近年は70年、80年に1度ともいわれる竹枯れで産地一体の竹が枯れてしまうという事態が。残った竹や遠方より良いものを選別し材料にしていますが、かつてのように色を揃えて...というのが難しくなっています。
●本体は篠竹、縁と持ち手には籐が巻かれています。
●サイズはおおよそとお考えください。また、歪み等もございますことをご了承ください。
●篠竹は鈴竹とも呼ばれる細い笹のような竹。弾力があり、またしなやかなのが特徴です。
●はじめは緑かかった色をしていますが、だんだんと黄色く、それから色が濃くなっていきます。
●汚れたときは水洗いしても大丈夫です(ザルにも使われる材料です)が、しっかりと乾燥させるようにしてください
●持ち手の芯には針金が入っています。可動性はあまりありません