手紡ぎ手織りのホームスパン工房として60年続く、盛岡のみちのくあかね会のマフラーです。
ふんわりマフラーは、その名のとおり、ゆるやかにふんわりと、糸と糸の間の隙間を保ちながら織り上げたもの。やわらかな風合いでボリュームがありつつも軽やかな着け心地です。

ホームスパンは手紡ぎ手織りであることによる優しくあたたかな風合い、質感はもちろんですが、実は色の表現も奥深く大きな魅力のひとつ。いくつかの異なる色に染められた羊毛を、パレットで絵の具を混ぜ合わせるように合わせながら1本の糸に紡いでいく。単色に見えてもよく見ると濃淡があり、また糸の太さが均一でないのも奥行きのある複雑な色合いを作りだす理由のひとつです。

寒色と暖色、それぞれに。

きれいなブルーをツートーンで。明るい方には白や緑、赤や黄色など、様々な色が見えます。この中に入っている色とはどれも相性ばっちりなので、どんな服とも合わせやすくポイントになりそうです。濃い方をどう出して巻くかによっても印象が変わります。

奥行きのある赤。濃い赤、明るい赤の中に少し黄色が見え隠れして、朱色よりのイメージです。

こんな透け感です。ふんわりと空気をまとうので軽くてあたたかです。