jokogumo note

[イベント]

KOGUMAの伊東さん

KOGUMAの伊東さん

jokogumo文化祭は、いつもの小さな店に並びきらないものをずらりと一堂にご覧いただけるよい機会。jokogumoの定番に加え、初めてご紹介する作り手さんもいらっしゃいます。

今回山葡萄細工を届けてくださるのは、山形の伊東広さん。KOGUMAという屋号で移住先である山形県の大井沢というところで様々な素材を使ったものづくりをされています。この大井沢地区は朝日連峰と月山、そして寒河江川に抱かれた豪雪地帯、の中でもさらにその上をいく特別豪雪地帯のひとつ。そういった地域ならではの自然と共に生きる知恵が今も暮らしの中に残っており、伊東さん自身もそこに魅力を感じていらっしゃるようです。

そして、地域の年配者から貪欲にその知恵、知識を学びとり、ものづくりに生かされています。まず何より丈夫であること、そして理にかなっていること。適材適所。今はあまり使われなくなった道具も、自ら作ってみて試してみる。そんな様子はご本人のInstagramでも発信されていて、ゴム長靴を履く師匠の横で藁靴を履いている場面、蓑を背に雪に埋もれている場面など大好きであります。

文化祭には定番のあじろ編みや小ぶりな肩掛けなど、全9点。
写真からもその丈夫さ、しっかりとしたつくりが見て取れるかと思いますが、是非この機会に実際にお手に取ってご覧ください。
伊東さんの在店は初日の10月13日(金)途中まで。お話伺いたい方は早めのお時間がおすすめです。

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