jokogumo note

[ワークショップ]

田代淳さんの漆継ぎ教室 2023年7月開室のご案内

「金継ぎ」や「漆継ぎ」という言葉もずいぶんとメジャーになりました。雑誌やTVなどで取り上げられることも多く、以前に比べると教室も本当に多種多様。ただ、金継ぎとひとくくりで言っても本漆を使った本格派もあれば合成樹脂を使った簡易版もあり、そこが分かりにくいのが難点です。教室を探す場合はそこがどういうスタイルで教えているのか、何が違うのかをしっかりと調べ、自分に合ったものを見つけることが大切。

jokogumoで開催する田代淳さんの教室は、本漆を使った本格派。「合成樹脂を使った簡易金継ぎとは違います」という意思表示もあり、金継ぎではなく、漆継ぎ、と呼ぶようにしています。もともとが漆の器や小物を制作される作家さんなので、漆を熟知した先生ならではの素材に向き合った講座。金継ぎという技術だけでなく、漆についていろいろと学びたいという方におすすめです。

漆は乾くのに時間がかかることもあり、工程を分けたそれぞれの回でいくつかの器を並行して少しずつ直していきます。少々じれったく感じることもあるかもしれませんが、じっくりと向き合うことでだんだんと漆の面白さ、その魅力を感じ、器を直すだけでなくそこからまた新しい扉が開かれていく。そんなイメージです。

欠けた器3、4点、割れた器1点程度を月1ペースの全5回で完成させます(反復の工程はご自宅で作業して頂きます)。不器用だからできないんじゃないか、他の人より遅れてしまうんじゃないかと心配される方も案外多いのですが、ちゃんとついて来れるように教えてくれ、フォローもしてくださるのでご心配なく。それぞれの講座の作業後には、ゆっくりと内容を振り返ることが出来るよう、お茶の時間を設けました。コロナ禍ではお休みしていましたが、作業中には聞けなかったことも改めて確認できるので好評だった時間です。

またこの講座では、器の修復に使用する生漆を使い、拭き漆も同時に学びます。

【金曜クラス】 14:30~17:30
7月14日(金)
8月4日(金)
9月1日(金)
10月20日(金)
12月1日 (金)
※予備日:11月10日

【土曜クラス】 10:00~13:00
7月15日(土)
8月5日(土)
9月2日(土)
10月21日(土)
12月2日 (土)
※予備日:11月11日

全5回、すべての日程で参加できることが条件です。参加できない日があった場合も返金は致しかねますので予めご了承ください。
11月10日(金)・11日(土)は悪天候や講師都合により休講があった場合の予備日です。
*特に何もなければこの日の講座はありませんが、念のためこの日程も空けておいてください。

【受講料】35,750円(税込) ※お茶代含む
【道具代】11,000円(税込) ※道具をお持ちの方はご相談下さい
【テキスト代】1,650円(税込)


場所はいずれも新しく出来たスペース「土脈 -dommyac-」での開催です。
jokogumoの店から徒歩1分の場所です。
新宿区神楽坂6-16 2F
▲東西線神楽坂駅徒歩3分
▲大江戸線牛込神楽坂駅徒歩5分
▲JR飯田橋駅徒歩10分


【教室でできること-「うるしぬりたしろ」ブログより-】

欠けた器3、4点、割れた器1点程度を5回で完成させます。(反復の工程はご自宅で作業して頂きます)。

家で使っている器、ちょこっと欠けたもの、気になりますよね。服のほころびをササッと繕うように、欠けたものが直せるといいなと思います。この教室では受講後にちょっとした欠けをご自身で直せるように、金継ぎ(漆継ぎ)の基礎的なことを学びます。大きな欠けは難しいので、まずは小さい欠けを。欠けの大きさは~5ミリまでをお勧めします。割れた器はパーツが4つくらいまでが目安です。


お申込みはこちらのフォームまで。
※お電話でのお申し込みは営業時間中に03-5228-3997まで。(留守番電話ではお受けできませんことを御了承ください)

それではみなさま、お申し込みお待ちしております!