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[イベント]

春隣り、初春、春  -旧暦のおはなし会-

春隣り、初春、春  -旧暦のおはなし会-

「季節をたのしむ、カレンダーとちいさな花器」展に合わせ、詩人であり歌こころカレンダーの制作・販売もされる白井明大さんのおはなし会を開催いたします。都内では数年ぶりの開催かと思います。展示の会場は、【土脈】といって、二十四節気七十二候の季節のひとつ「土脈潤い起こる」より決めました。ここで白井さんのお話会を開催できること、とても嬉しいです。みなさまのご参加、お待ちしております。

【春隣り、初春、春
 -旧暦のおはなし会-】

2023年1月21日(土)17:30-19:00
参加費 3,850円(税込)

◎春をテーマにした詩の活版ポストカードに、歌こころカレンダーのお好きな季節の言葉を。
白井さんの直筆で書いたものがお土産につきます

お申込みはこちらのフォームより

以下白井さんより

ちょうどこの日は旧暦の大晦日ですね。
月の満ち欠けに沿って月日を数えるのは、月の引力の影響を、地球が、海が、ひいては人間の体が受けていることを想像すると、ごく自然なことのように思えます。

 天体と暦はひとつながりですね。
 太陽もそうです。冬至を過ぎて、だんだんと少しずつ日が長くなってきました。まだいまは寒の内ですが、もう半月もすれば立春です。そんないま時分の春間近のことを、春隣り、なんて言ったりします。

 どんなことをお話しできるかは、当日その場そのときになってみないとわかりませんが、あちこち話題が飛びながらも、季節を感じ、楽しみ、そばにいて、願わくは季節のなかにすっぽりと入り込んでしまえるような、そんな夢想をめぐらせるようにお話しできたらと思います。

 立春からはじまる新しい一年が、お健やかな年でありますように。