jokogumo note

[子育て]

登園と道草

登園と道草

暑さを感じる日が増えてきて、今日も息子を保育園に送った帰り道にはすでにぐったりとしてしまった。送り迎えのたのしみが暑さのダメージにやられてしまう前に、忘れないように書いておこう。久々につれづれと。

今年に入って、息子の保育園が変わりました。前は1歳児と2歳児だけの園でいずれ変わる必要があったし、家からも店からもそこそこ距離があったので転園希望を出していたのが通ったという形。今度のところも自宅から近い第1希望ではなかったけれど、前に比べるとずいぶん近くなり、何より車のあまり通らない住宅街を抜けて登園できるのがいい。

これまでは歩いていくにはやや遠い上、車も人も多い道だったから小さな子と手を繋いで歩く感じでもなくて、どちらかというと早くこの道を通過しようと電動アシスト付自転車でぶっとばしていたのでした。

せっかく少しは近くなって静かな道を通っていけるから、息子の足腰を鍛えるためにも(そして私の運動不足解消のためにも)これからはできるだけ歩いていこうと決めて、もう何度往復したかな。これからもまだまだ続くけど、一緒に歩き始めて感じたこの気持ちを忘れないようにしたい。

あぁ、2歳の感性よ!(といつも思う)
この小さな人たちは、日々何かしらの発見があり、またそれを言葉と一致させる喜びに満ちている。同じ道を通っても見え方の違う植物や生き物を興味深く観察し、昨日の猫がいたりいなかったりするだけで目を丸くする。どんな道も、自然はいっぱい、面白いものごとがたくさんあり、あちこちから不思議な音がしてるんだね。

私もこのくらいのときにはこんな気持ちで歩いていたのかな。花壇を見ては立ち止まり、アリを見付けては追って、排水溝の中が気になり覗き込む。付き合ってばかりはいられない道草だけど、まずは一瞬のその好奇心の芽を摘まないように。私自身もたのしむ余裕を持ちつつ、続けたい朝と夕方の大切な時間。