jokogumo note

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夏の日に。

夏の日に。


またもや随分久々になってしまった。
東京は例年になく早い梅雨明けで気付けば夏。日によって大きく異なる気温や湿度に長くなるであろうこの夏は振り回されそうです。そしてそれよりも何よりも、西日本豪雨です。

被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。亡くなられた方、そのご家族には本当にかける言葉も浮かびません。そして今このときも救助、救出、支援にあたられている方々にどうか二次被害が起こりませんように。

ニュースを見るたびに増えていく死者・行方不明者の数、崩れた住宅、一面泥に覆われた街の姿に本当に心が痛みます。数年に1度の規模の大きな土砂災害がこのように同時多発的に各地で起こったことを考えると、その規模と被害の大きさはまだまだ把握し切れていない部分も多いのだと思います。

またこれからの暑さや台風シーズンの到来もあり、避難生活を余儀なくされる方の心身の健康はもちろん、被害があったお宅の片付け・掃除をはじめとした個々の暮らしの再建にも不安や心配が尽きません。当事者であればどれほどに心細いことでしょう。これまでの経験が何とか生かされ、被災者の方の様々な負担が少しでも軽減される形での再建・復興が進められることを願うばかりです。


私たちはどこにいようが、これまで以上に災害に備える必要があることを感じます。まさか自分は、と他人事にせず、何かあったときにはどのように行動するのか、そのためには何が必要なのか。すべてを想定することは出来なくても、出来るだけ想像しておく。家族や仲間と話をする。助け合えるゆるやかな関係を出来るだけたくさん持つ。特にこの「助けえるゆるやかな関係を出来るだけたくさん持つ」ことは、これからの不安定な時代を生きていく上でとても重要なことなのだと思います。そしてその中で自分に出来ることは。

いろいろなことを考えさせられる夏の日。

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