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[ワークショップ]

マタタビの六つ目ザルづくり(満席)

マタタビの六つ目ザルづくり(満席)

少し前は知る人ぞ知る、と言ってもよかったマタタビ細工ですが、今では多くの人がその存在を知り、また「使ってみたい」と思う編み組み品のひとつ。
吸水性が高く、あたりがやわらかいので中に入れるものを傷つけないので、野菜やお米などの水を切るのにも最適です。

マタタビを素材とした編み組みはいくつかの地域で見られますが、福島県の会津地方のさらに奥、奥会津と呼ばれるエリアのマタタビ細工は特に有名です。
jokogumoもOPEN当初より奥会津の作り手たちに様々なかごやザルを作っていただき、お客様にご紹介してきました。


そして今回は、ついに!
念願のマタタビを使ったザルづくりのワークショップのご案内です。


『マタタビの六つ目ザルづくり』

六つ目編みはひごを組み合わせ六角形の隙間を作りながら編んでいく技法。
最後に少し立ち上げて縁を作ります。直径18㎝程度、見た目はシンプルですぐ出来てしまいそうに見えますが、これで4~5時間コースです。
しかもひごはすでに丁寧に整えてくれているものを使うので、本来はどんなに手間が掛かるのか、というのを身をもって体験することが出来ますよ。これまで何気なく見ていたかごやザルへの見方が変わります。

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教えてくれるのは福島県の昭和村在住の菅家豊さん。(編み組み界では超若手!)
伝統を受け継ぎながら新しいことにもチャレンジ、研究熱心にその経験を積まれていて、jokogumoでは昨年よりそばザルや米研ぎざるをご紹介しています。

実は豊さんは、私がもうずっとお世話になっていた【昭和村のものづくり名人】佐藤平喜さんから教わったという貴重な人材。平喜さんはご高齢で亡くなってしまったのだけど、豊さんのものづくりの中にはしっかりと平喜さんの技とスピリットが受け継がれいて、豊さんのつくるザルを見ると平喜さんにまた会えたような気持ちにさせてもらえるのです。

きっと、平喜さんのものづくりにも先人の技や心が一本通っていたはずで、そこに思いを巡らせることができたのも、豊さんと平喜さんの関係があり、またこのふたりに出会えたからだなぁと感じます。受け継ぐってこういうことで、それがいくつもの世代、時代を経て今がある。


なかなか都内でマタタビのものづくりを体験できる機会ってないかと思います。
4時間でも5時間でも!というやる気のあるみなさまのご参加、お待ちしております。

※そんな長い時間はがんばれないかもしれない...という方には、1時間以内で出来る『猫玉風鈴づくりのワークショップ』もございます。


『マタタビの六つ目ザルづくり』

日時:2024年6月22日(土)
13:00~18:00

場所:土脈 新宿区神楽坂6-16 2F
(東京メトロ東西線神楽坂駅より徒歩3分)

参加費:6,600円(税込)

持ち物:レジャーシート(水を使います)
お尻の下に敷くもの(床に座ります)

教えてくれる人:菅家豊さん

お申込みはこちらより。
→満席となりました。キャンセル待ちをご希望の方はご予約ページにてお申込みください(6/7)
→キャンセル待ちも満席のため締め切りました。ありがとうございます!(6/12)

みなさま、お待ちしております。