息子が山村留学したはなし⑨
やばい、もうすぐ12月です。
「息子が山村留学したはなし⑧」から3か月が経とうとしています。
実は息子が気付いたのです。
「お母さん!見たよ、息子が山村留学したはなし(ふふっ)」と言われました(笑)
本人が見ることはないと思って書いていたのに、学校で貸与されているタブレットで母の店のことを検索してみたのだそう。母の仕事を気に掛けてくれているとはありがたい限りだけど、ちょっと意識してしまい時間をおいてしまいました。
いやーしかし、何だかよく分からないけど9月から走り続けてきた気がします。そうして母がバタバタと過ごしているうちに、2学期もあと1ヵ月で終わろうとしている。
本当はこの週末に参観日があってそれに行く予定でした。が、まさかのインフルエンザの流行による学級閉鎖。学級と言っても1クラスのみなので学級閉鎖=学年閉鎖、参観日も中止になってしまった。加えて共同生活を送る寮でも大流行。スタッフも含め、もはや感染していない方が少数のようです。息子を含め、みんなが早く元気で過ごせるようになりますように。
予定していた再会が叶わずがっかりですが、少し振り返ると、先月は留学先の施設で開催される「収穫祭」というイベントへ行ってきました。
地域の自然と密着した生活なので、その恵みに感謝の気持ちを表すとともに、その土地で自分がこれまでやってきたことや興味のあることを発表する、というもの。
ひとりひとりそのテーマは違って、自由に決めることができるそうなのですが、蓋を開けてみると「自然との関わり」「地域文化」「食への関心」など、バランスよくジャンルが分かれていたのがとても興味深かったし、それぞれのテーマの個性が強めなのもよかった。こういうことをテーマにしたら変に思われるかもしれない、という圧力がないんだなと、改めて思ったのでした。
やっぱり、子どもと言えど同調圧力は知らず知らずに感じていて、人と違うことってしづらくなっているように思います。大人の世界がそうだし、大人も子どもに対し、つい先回りをして要らない助言をしてしまう。いじられたり、いじめられたりしないように、「いいけど、変に思われない?」なんて。
人のことなんて関係なく好きなことをして、調べて、自信をもって発表する。
ちょっと変わったテーマを選ぶ子がたくさんいて、それを当たり前だと思う。面白がる。
それだけでもとてもいい経験をしていると思うし、ものごとを捉える感覚のベースとなるパーツのひとつに、こういう自由、とらわれなさがあるといいよね。
子どもの自由な発想を、大人は邪魔しないことだ、ほんとうに。
大人の私にとっても、そうだよ、そういうことなんだよ。と思わせてもらえる貴重な時間となりました。
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写真は9月に行ってきた運動会。
人数が少ないから出番が多く見ごたえたっぷりで、嬉しかった。
山村留学も残すところ4ヵ月。
この「息子が山村留学したはなし」もどこまでその数を伸ばすのであろうか。終わりが見えてくるともっと何とかしたくなりますね。そろそろ中学受験についての心の揺らぎなどにも言及したいところだけれど。