田代淳さんの漆継ぎ教室　7月開室のご案内

会場の都合で上半期はお休みしておりました、田代淳さんによる漆継ぎ教室開室のお知らせです。お問い合わせもいただいておりましたので「待ってました！」という方もいらっしゃるかもしれません。

ここ数年で「金継ぎ」や「漆継ぎ」という言葉はずいぶんとメジャーになった気がします。雑誌やTVなどで取り上げられることも少なくありませんし、教室も様々開催されています。ただ、金継ぎとひとくくりで言っても本漆を使った本格派もあれば合成樹脂を使った簡易版もあり、そこが分かりにくいのが難点。教室を探す場合はそこがどういうスタイルで教えているのか、何が違うのかをしっかりと調べ、自分に合ったものを見つけることが大切です。

jokogumoでご案内している田代淳さんの教室は、本漆を使った本格派。漆は乾くのに時間がかかることもあり、工程を分けたそれぞれの回でいくつかの器を平行して少しずつ直していきます。少しじれったく感じることもあるかもしれませんが、じっくりと器や漆を向き合うことはそれぞれの素材をよく知ることにも繋がり、最後には漆の面白さ、その魅力にとりつかれる方が多くいらっしゃるのも特徴です。器を直すだけでなく、そこからまた新しい扉が開かれていく。そんな楽しみがあります。

そしてここの受講生は毎回たったの4名限り。自分だけ作業が遅れてしまうんじゃないか、質問しづらいんじゃないか、と気になってしまう方の背中を押してくれる教室です。気になることは気軽に尋ねてみましょう。教室が終わったら神楽坂を散策して帰るのも◎。ホームになると、もっともっと魅力を感じるよい街ですよ。

気になる日程は以下のとおり。
是非ご検討くださいませ。

【日程】-全5回-

7月6日（土）
8月3日（土）
9月7日（土）
9月28日（土）
12月7日（土）

◎予備日　11月9日（土）

※全5回すべての日程で参加できることが条件です。参加できない日があった場合も返金は致しかねますので予めご了承ください。また、11月9日（土）は悪天候や講師都合により休講があった場合の予備日です。合わせてご確認＆空けておいてください。

【時間】
Aクラス 11:00～13:00
Bクラス 15:00～17:00
※両クラスともに満席となりました。お申込みありがとうございました！

【場所】
jokogumo分室（うえぐも）新宿区神楽坂6丁目22
※jokogumoの店舗から徒歩2分くらいです　

【定員】各クラス4名

【受講料】25,720円

【道具代】9,180円（道具はお持ちの方はご相談下さい）

【教室でできること-「うるしぬりたしろ」ブログより-】

欠けた器3、4点、割れた器1点程度を5回で完成させます。(反復の工程はご自宅で作業して頂きます)。1回目から4回目は2時間、仕上げの日のみ3時間弱の講座です。

家で使っている器、ちょこっと欠けたもの、気になりますよね。服のほころびをササッと繕うように、欠けたものが直せるといいなと思います。この教室では受講後にちょっとした欠けをご自身で直せるように、金継ぎ(漆継ぎ)の基礎的なことを学びます。大きな欠けは難しいので、まずは小さい欠けを。欠けの大きさは～5ミリまでをお勧めします。割れた器はパーツが4つくらいまでが目安です。

お申込みは、件名を「漆継ぎ教室」とし、以下の必要事項をメールにてcontact○jokogumo.jp（○は＠に変更してください）もしくはお問合せフォームよりお送りください。確認次第お返事いたします。
メールの返信でお振込みのご案内→お振込み完了後、受講確定となります。
※稀にメールが届かないケースがございます。2営業日以内に返信がない場合はお手数ですがお電話にてご連絡ください。

・お名前
・お電話番号
・希望クラス
・道具の購入希望の有無（道具はお持ちの方はご相談下さい。）

お電話でのお申し込みでも構いません。営業時間中に03-5228-3997までお願いいたします。（留守番電話ではお受けできませんことを御了承ください）それではみなさま、お申し込みお待ちしております。

また、6月14日-18日は講師である田代淳さんの個展も同じ場所で開催いたします。受講前に先生の作品も見てみたい！という方、是非是非この機会に。2年ぶりの開催です。