jokogumo note

[イベント]

石川昌浩展 ー硝子のコップ、20年ー

石川昌浩展 ー硝子のコップ、20年ー

2019年もあとわずか。jokogumoでの今年最後の展示となります。

石川昌浩展 -硝子のコップ、20年-
2019.12.13(金)-12.21(土) ※会期中無休
12:00-18:30(最終日は17時まで)
作家在店 12/13(金)

jokogumoの硝子といえばもうずっと、石川硝子工藝舎(石川昌浩さん主宰の硝子工房)です。実店舗を構える前の、ウェブショップの頃から。厳密にはウェブショップをはじめる前から心には決めていて、まだ店の名前も自分の肩書きもない、自宅のプリンターで印刷した名刺を片手に挨拶にいったのが最初です。

想像と違った石川昌浩さんの風貌に完全にびびってしまい、身体がぶるぶる震えるくらい緊張した何者でもない私でしたが、「そうですか。ではまたはじめることが決まったら連絡してください。がんばってください。」という石川さんの言葉に「よし、必ず実現させるんだ!」と決意を新たにしたことを思い出します。あのときの石川さんは工房を構えて8年くらいだったんだろうか。気付けばjokogumoは11年目、石川さんは吹業20年となりました。

原点を見つめなおす展示になるといいよね。個展のテーマについてお互いに話しているときに石川さんはそういって、それは私もとてもいいなぁと思ったのでした。ずっと作り続けている。ずっと扱い続けている。目まぐるしく時間が流れるようになって、変わらないことには、以前とまた違った価値があるような気がします。

原点ともいえるこれまでの定番がずらりと並び、また新たに定番に加わろうとしている仕事もずらりご覧いただける展示になりそうです。20年続けてきた、石川昌浩さんの仕事を改めて是非。


硝子を吹いて二十年
コップをつくって二十年
変わらないこと、
新しいもの。


*いつものjokogumoと(新宿区白銀町1-6)、jokogumoの原点であるうえぐも(新宿区神楽坂6-22)の、ふたつの店を使って開催します。それぞれの店は徒歩2分くらいの距離です。