jokogumo note

[日々のつれづれ]

洗剤とお風呂掃除とタイムアタック。

洗剤とお風呂掃除とタイムアタック。

最近お知らせばかりのblogになっているので、たまにはこうしてちょっとしたことも。

先日、お客様とお風呂掃除の話になりました。浴槽を何でどうやって洗うのか。洗剤とブラシで洗ってはいるけど、なんだかしっくり来ないまま、もっといい方法ないのかなーとずっと思ってるんですよね、と。うーん、確かに。

そして今は「こすらなくていい」が売りの洗剤もあるんですね。確かにお風呂の浴槽を洗うのは、屈んだりくの字に折れ曲がったりしながら腹筋や背筋も使うし、面倒っちゃ面倒だけど、そんなの全然知らなかったのでびっくり。びっくりついでに少し調べてみたら、メーカーは7年もかけてその洗剤を開発したそうで。世の中の「お風呂掃除面倒くさい!」の声に応えることのインパクトが覗えます。

で、その流れで「お風呂掃除どうしてますか?」と聞かれたことをそのままここで発表すると(大げさ)、普通にスポンジで洗ってます。洗剤は使わないで。あまり改めて考えたことがなかったので「えっ!洗剤つけないんですか」と少し驚かれて、おっ!と逆に思ったのでした。
別に大した理由でもないのだけど、あるときふと「洗剤って必ずいるんだろうか」と疑問に思って使わないで洗ってみたら、拍子抜けするほど不具合がない。それ以来、基本洗剤なし、汚れが気になるときだけ多目的洗剤を少しスポンジにつけるようにしています。

基本的にうちは、前日の風呂水はそのまま溜めていて、翌日お風呂を入れる直前にそれを抜きながら洗います。抜けていくぬるま湯との競争で、バスタブの水際のざらつきを、手で確認しながらスポンジでこすって水に戻していく、というイメージ。そうやって最後10㎝くらいのときにバスタブの底までスポンジで洗ってしまい、最後の水が流れるころ全体にシャワー!ズズズーっと最後まで流れたらおしまい。

洗剤を使っていないから泡もたまらないし、すすぎも速く、普通につるつるに仕上がっています。面倒くさい理由のひとつには、思いのほか時間がかかることもあると思うんです。面倒でもすぐに終わってしまえば案外許容範囲だったりもします。残り湯を抜きながらっていうのも実はポイントなのかもしれない。ちょっとしたタイムアタック感ありますしね。(←だからといって楽しくはならないけど、余計なことも考えない)

そもそもそれは本当に必要なのか。
お風呂掃除と洗剤の関係だけでなくても、あたりまえに使っているものの存在をふと疑ってみるとシンプルになるものごと、実はあちこちに転がっているんじゃないかな。