染め直して着る。

以前企画した「直して使う、道具展」でも好評だった、染め直し企画を、jokogumo文化祭で久しぶりにやってみようと思います。
ここに載せてあるのは、友人でもあるお米農家やまざきの山﨑瑞弥さんがInstagramに投稿してくれた写真。(←お米、とってもおいしいのでリンクも是非。新米の季節ですしね!)
そのときのキャプションも一部ご紹介します。
-神楽坂にあるjokogumoさんの企画展で
古くなった服を染め直すことで、服の寿命をのばすことができると知ったのは数年前。
企画展でお願いして、染めてもらった服が手元に戻ってきたとき、
シミや汚れでぼんやりした印象になってた服が、格段に魅力を増していた。
古くなったから終わりじゃなくて、
気に入った衣服を、大切に、長く着続ける喜びも知った。-
「染め直して着る」ことを知ってからは、シャツもコートも新しいものは買っていなくて
その後もご自身で染め直しに出しながら、少しずつ違う色を楽しんで着ているのだそう。
とっても嬉しくて、そういえばあれをやったのはいつだったかな。と、振り返ってみたら2012年で。
そう、10年前でした。
10年も前に企画してやったことが、こうして誰かの暮らしの中で生きているって本当に嬉しい。
またやってください。なんて言われたこともあったなぁと思い出しながら、10年ぶりの受付です。
真っ白じゃなくなった、
色あせてしまった、
シミを作ってしまった
色が似合わなくなってしまった
いろんな理由で、まだ着られるのに着る機会が減ってしまい、かといって手放すことも出来ないで眠っている服、ありませんか?
それ、インディゴで染め直してもらってまた着ましょう!雰囲気をかえて帰ってくるお気に入りの服、ますます好きになりますよ。
※集まった衣類を会期終了後にまとめて倉敷の染屋さんにお送りし、染めていただきます
・染められるもの=綿・麻
・ポリエステルなどの化学繊維は染まりません。
布は自然素材でも糸がポリエステルという場合は糸だけそのまま残ります(それはそれでアクセントになって面白かったりします)。
・柄やプリントはそれなりに残りますが、そういうものももちろん大丈夫。
白地に黒でプリントされたロゴが目立ちすぎて...とか、生地は気に入ってるけど柄に飽きてしまったとか、派手に感じるようになってしまったとか。かなり印象も変わると思います!
・ボタンが付いているものはボタンもうっすら染まる場合があります。絶対染まって欲しくないものは外してお持ちください。
・形状記憶・撥水加工など特殊加工のものはお受けできません。
・破れやほつれのあるものはあらかじめ補修していただくか、受付時に必ず申告してください。
・アイロンなどの仕上げはありません。
厚みや重さによりますが、
小物・Tシャツ 2,800円~
半袖シャツ 3,800円~
長袖シャツ 4,300円~
ワンピース・パンツ 4,800円~
が目安です(すべて税別)。
受付時はおおよその金額をお伝えし、大きく変わるようであれば後日確認のご連絡を差し上げる形になるかな、と思います。
染屋さんを探し、個別に送ると送料も掛かりますし、この機会にまとめて出したいものがあれば是非ご検討ください◎
1か月~1か月半くらいで戻ってきます。
「染め直して着る。」
会期中はずっと受付いたします。
- jokogumo文化祭 -
2022年10月14日(金)~10月19日(水)
12:00~19:00
※最終日は17:00まで
場所 神楽坂フラスコ(と、その2階)
新宿区神楽坂6-16