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[子育て]

息子が山村留学したはなし①

息子が山村留学したはなし①

ものすごーく久しぶりの「子育て」カテゴリーです。

そう、タイトルにもある通り、10歳の息子が山村留学に行きました。
山村留学ってなに?という人、テレビや新聞で見たことがある!という人もいると思うのだけど、その名のとおり自然豊かな山村地域に留学し、様々な自然体験をしながら日々を過ごす、というもの。

調べてみると全国各地にそういう制度があって、子供は住民票を移し現地の小学校、中学校に通います。

息子は小さな頃から虫や生きもの、自然が好き。
一緒に歩いていても、花を見つけては匂いを嗅ぎ、落ち葉を拾い、ダンゴムシやアリの巣があればいつまでも眺めている。

カブトやクワガタだけでなく、コガネムシやスズメ蛾など、ベランダの植木に悪さをするような虫でも幼虫がいれば育ててみたいし、落ちている蝉やタマムシの羽を嬉々として持って帰ってくることも。

あるとき、学校の授業が終わったのに学童にも現れず、1時間が経つけど家に帰ってますか?と学童スタッフから連絡が来たことがありました。もうそのときは4年生だったのでそこまで心配することもなく(もちろん帰宅はしていない)「どこで何やってんだか...」くらいに思っていたのだけど、あとでわかった答えは「学校の廊下にあるケースの中の、アゲハの幼虫をずっと見ていた」でした。

そんなずっと見れる???っていうのは、私の目線であり、息子にとってはそれがあっという間なんだとか。

あぁ、これは。
夢中になれるものごとがあるうちに、それに没頭できる時間が与えられたらどんなに楽しいだろう。

田舎に住みたいなぁ~と事あるごとにつぶやく息子と日々の様子から、そんなことを沸々と考え始めたときにふと思い出したのが、山村留学のことでした。

なんとなく、今この状況を書き留めておきたくて始めてしまいましたが、続きはまた。
あとで自分自身がこれを読み返して、懐かしく思いそう。

息子が山村留学したはなし②はこちら